うつ病再発の恐怖
今日はうつ病の話をしようと思います。
引越しをしてから新しい家の設備に不備があり、いろいろと壊れていたり、地デジの電波が入らなかったりと大変でした。
大変な思いは私も一緒だったのですが、元夫は私に当たりちらしました。
リフォームが思い通りにいかず、元夫の仕事が終わった後にやって来て、夜中に叩き起こされて懐中電灯を照らしながらサッシの傷を見て回った事もありました。
そのあたりから、知らず知らず体調と精神を壊していったようです。
自分はうつ病だと気が付かないうちから症状は出ていました。
一番の症状は「物忘れ」です。
人と約束をしても、そっくりそのまま忘れてしまう。
出かける予定なのに、忘れて椅子に座ったまま仕事を続ける。
頼まれた仕事をやっている途中で忘れてしまって、他の仕事を始めてしまう。
上司からは「異常」と言われるまで酷くなりました。
その数か月後には更に悪化していました。
「子供を道連れにしてしまう前に、自覚がある今なら、自分一人で首をつって死ねる」
と同僚に号泣しながら話をすると言う・・・。
同僚はその頃、本当に心配してくれていて、私の出勤がおくれると死んでいないかと本当に心配だったようです。
仕事の繁忙期にこのまま入ると、本当に死んでしまうかもしれない・・・と思って、心療内科へ行きました。
とりあえず、抗うつ剤と睡眠導入剤を処方してくれて何とか生活できるまでに。
少しずつ落ち着いてきて、2,3カ月後に正式なうつ病の検査の結果、やはりうつ病になっている事が分かりました。
思い返せば忘れ物は毎日のようにしていたし、人間関係を築くのは少し苦手だったなと。
うつ病の診断はすぐにはしてもらえません。
私の場合は、抗うつ剤を飲み始めてから数か月後に検査を受けました。
頭にいっぱい電極のような物が付いたネットをかぶり、目を閉じてリラックスした状態でカメラのフラッシュのような光を浴びます。
その時の脳の動きで調べるのだそうです。
薬を飲んだ状態で、少し正常値から外れるくらいでした。
物忘れの症状が一番ひどかったので、抗うつ剤から発達障害の薬に切り替わりました。
うつ病だと診断が出たと元夫に行っても、収入を上げる努力をする訳でもなく、子供たちを連れて遊びに行くわけでもなく、何の変化もありませんでした。
私が病んでいても、何も変わらないんだなと。
そういう事もあって、離婚を切り出しましたが、離婚を切り出しても生活は変わりませんでした。
「どうせ、ほとぼりが冷めたら元に戻る」と考えていたと思います。
元夫にしたらその程度の話だっただろうと。
でも、私は離婚調停を申し立てました。
そこから元夫の「婚姻生活の実態作り」が始まったのです。
毎朝、引越し先に現れるようになり、消耗品を取られ、朝の様子をビデオカメラで盗撮され、車の上乗せを払わされたりと、いろんな事がありました。
うつ病は酷くなり、不眠症も薬を飲まないと眠れないほどになりました。
その後、最高裁で離婚が成立した後、症状は落ち着きました。
通っていた心療内科では、先生が高齢の為退き、違う主治医になりました。
自分の症状に合わせて薬を軽くしたりしてくれていたのに、「調子がいいから薬を減らしたい」と申し出ても現状の薬を出し続けられました。
不信感から通院を悩んでいたのですが、症状も落ち着いてきていたので自分で思い切って薬の服用を止めました。
(本当はしてはいけません)
薬が無くても眠れるし、物忘れも一番ひどい時から考えると元に戻った状態です。
薬の服用を止めてから4ヵ月経ちますが、問題なく過ごせています。
ただ、不安はあります。
離婚後は元夫からの嫌がらせもなくなって、安定した生活を送れてはいます。
子供の姓が変わった事で、いじめの心配もしていましたが何事もなく。
これからの心配は金銭的な心配と、自分自身の体の事です。
うつ病は何とかなっていますが、肝臓の数値が一時的に悪化して大きな病院へ通っていました。
肝臓の薬を2ヵ月くらい服用し、数値が落ちてきたところで薬の服用を止め、2か月後に血液の検査をしました。
結果は標準に入るくらいに落ち着きました。
ただ、月に1度は近くの病院で血液の検査をした方が良いと言われていて、どこの病院にしようかと悩んでいます。
まだ下の子は幼稚園児。上も小学生。
一人親になった責任は重くのしかかっていて、あまり考えすぎないようにしようとはしていても、考えてしまいます。
またうつ病が再発するのではないか・・・。
と言う不安も出てきます。
ここ2日、夜中に目が覚めて眠れなくなると言う状況が続いています。
たった2日ですが、引き金になってしまわないか。
離婚して一人親になると言う事は、精神的な負担がかかります。
悪い事を考え始めればふさぎ込んでしまうけど、良いことだってあるわけで。
離婚しても何とか生活していけるほどには会社が給料をくれて、会社の同僚もフォローしてくれる良い人ばかり。
父親や元夫はクズの部類の人間だったけど、それ以外には恵まれていると思います。
頑張る事はしないで、出来る事を出来る範囲でやる。
放っておくと考えすぎるので、意識して考えないようにしようと思います!