泥沼離婚裁判ブログ

最高裁にまで至った離婚裁判のブログです

離婚裁判が始まってから

離婚調停が始まってから、元夫による「一緒に生活している」と言う証拠作りが始まりました。

引越し先の鍵を持っていたので、勝手に鍵を開けて毎朝やって来るようになったのです。

やって来始めたのは、調停の日時が書いた書類が届いた二日後でした。

 

そして元夫が始めた事は、長女の宿題直しです。

親子のコミュニケーションでは無いと思うのですが、元夫が考えた事はそれでした。

でも、その様子を見て気が付くことがありました。

自分がモラハラをされている瞬間が良くわかった事です。

元夫は長女に宿題直しをさせるとき、長女が「はい」と言うまで同じ事を問い続けていました。

自分の望む答えが返ってくるまで、相手に同じ問いかけをし続けて、相手が根負けして自分の意思に添う事を待っていたのです。

考えてみると、私も同じことをされていた!

長女は根負けして「はい」と言っていたけど、「はい」と言う事で面倒くさい事から逃げていただけなんだなと気付けました。

とにかく「父親」として認定されそうな事をし始めたのです。

私には子供たちを「利用している」としか見えませんでした。

 

その後、子供たちに来たと言う証拠にシールを貼らせ始めました。

同じころ、ビデオカメラによる盗撮も始まったのです。

気が付いたのは、ビデオカメラの録画中に転倒する赤いランプです。

始めて気がついた時は心臓が止まるかと思いました!

タオルにビデオカメラをくるんで、わきに抱えて部屋に入って来ていたのです。

弁護士に相談しようにも、うつ病を患っている私の言う事が信じてもらえるか不安だったので、盗撮を逆盗撮する事にしました。

その頃には庭に防犯カメラを設置していたので、家に入る前にはアラームが鳴って分かります。

リビングに入って来る時にはビデオカメラをスタンバイした状態なので、隠せないようにリビングのドアを閉めて、その真ん前に元夫が入って来る瞬間を狙ってスマホのカメラを動画にしてスタンバイさせました。

しばらくして、リビングに入ってきた元夫はスマホが立てかけられている事に気が付かず、子供たちの所へ行きました。

成功です!

弁護士に証拠を持って話をすると、

「こちらは別に来ていないと言っていないので、ビデオカメラで盗撮をする事に何のメリットもない!」

と言われたのですが、メリットがなくても何かしら威圧的な行動をしてくるのがモラハラをする人の特徴です。

もちろん弁護士から証拠として提出してもらいました。

 

そういう事をしていると言う事も、夫婦関係が破綻しているとみなされ無事に離婚となりました。

 何においても証拠が重要で、離婚するつもりがない時でしたが予感はあったのか、元夫が来ていた日時や宿泊しなかった日、起こった事件などを手帳に細かく記入していたので、それも証拠として提出しました。

 

 裁判になると「証拠」は重要で、相手の嘘を暴けるだけの物が必要になってきます。

離婚をしようか悩んでいるとしたら、まずは手帳にいろんな事を記載していく事をお勧めします。

私は10年間の日記を改めて弁護士に渡す事で、弁護士が書類の作成がしやすくなりました。

自分が忘れていたような事も、いろいろと思い出してイライラ・モヤモヤもしましたけど・・・。

とにかく相手の上をいけるように、証拠を一つずつ作っていく事は本当に大切です。