離婚調停の申し立て
離婚の話をしても、何のアクションもなかったので離婚調停を申し立ててみました。
離婚調停と円満調停って?
私は離婚したいと思っていたので、離婚調停を申し立てましたが、円満調停と言う方法もあります。
円満調停とは離婚は望んでいなくて、調停委員に間を取ってもらって話をしあって、夫婦がまた仲良く生活を続けて行く為に調停をする事です。
用紙は一緒です。「離婚」と書くか「円満」と書くか。
書く内容は、もちろん違ってきます。
円満の場合は書く内容があまりないのですが、離婚となると親権や養育費等の話が出てきます。
離婚調停を起こしたからって絶対に離婚を決めなきゃいけない訳じゃないし、円満にしてるからって話の流れで離婚に出来ない事もないです。
話し合っていく上で、いろいろと相手の主張が出て来るので、それに対して和解できるか離婚を選ぶかです。
モラ夫特有の行動
調停の書類が受け付けられ、後日、日程の通知が来ました。
その後から、元夫は別居ではなく同居していると言う証拠作りの為に、私たちが住んでいる家にやって来始めました。
当初、家の備品も取られましたし、こちらが不在になった後も家に残り、気持ちが悪い嫌がらせが始まったのです。
ただでさえ、うつ病を患っていた私は、精神的な負担に耐え切れずすぐに弁護士を付けざるを得なくなりました。
弁護士に、とは言っても知り合いがいるわけでもなく、ツテがある訳でもなく・・・。
知り合いの知り合い、と言う感じで何とか弁護士の先生に出会いました。
弁護士の先生に最初に渡したのは、結婚してからの日記。
日記と言っても、ブログに書いていた内容から大まかな出来事をピックアップしていっただけですが、軽く50ページを超えました。
10年の月日になると、やはりちょっとずつでも、それくらいのボリュームになるのです。
それを読んだ先生の感想は「子供みたいな旦那さんですね」でした。
離婚調停を始める前年から、手帳にこちらの家に来た日や時間、事件などを記入し始めていたので、そのコピーを渡しました。
後々、証拠としても提出する事になります。
離婚調停を申し立てる時は、そこまで証拠は必要になりませんが、裁判を起こすとなると証拠が重要になります。
物持ち良いのか、結婚前からの通帳を捨てずにずっと置いてありましたし、非常にそれは役に立ちました。
調停離婚を始めるのに、弁護士は?
離婚調停も裁判もそうなんですが、弁護士はつけなくても良いのです。
自分で出来るなら、自分でやっても良いと思います。
特に離婚調停は自分で出来るなら、お金もかかる事だし自分でする方が望ましいと思います。
でも相手がモラ夫だと、そうもいかなくなってきます。
私も調停の段階で弁護士を付けるつもりはありませんでした。
買った本を読んだり、ネットで調べて書類を作成して提出。
その後の元夫の行動によって、精神的に崩壊しそうだったので弁護士をつけるしかなくなりました。
調停は自分が出廷しなければいけないので、弁護士と同伴と言う形です。
弁護士が横にいてくれるだけで、安心でき、心強くなれるものです。
私は離婚したかった訳ですが、相手の出方次第では離婚を取り下げても良いと言う気持ちもありました。
ただ、調停等が進んでいく中で、いろいろな嫌がらせが始まるので、
「やっぱり離婚を決意して良かった」
と言う気持ちしか湧きませんでした。
調停の回数
裁判所の混み具合にもよるでしょうが、月に一度のペースで行われていきます。
とは言っても、相手も2回目の話し合いに弁護士を付けて来て、
「お互いの主張を言い合っていても話にならないので、調停を終了して裁判にした方が良いと思います。」
と言ってきたので、2回で終了する事となりました。
完全に離婚したくて、話を長引かせたくないと言う場合には良いのかもしれません。
元夫が私が裁判までして離婚をしようとすると、思っていたかどうかは分かりません。
でも、中途半端に引き下がると言う事は、「一生、奴隷でいなければならない」と言う事を意味しています。
裁判を起こさなければ、相手の言いなりになって生きていくしがないのです。
今までのように、元夫が望むようにさせて、子供たちにも自分の意見は主張させず、元夫の思い通りに生きていなかなくてはならない。
モラハラの被害は自分一人で受けきれるものではなく、一緒にいる子供達にまで及ぶことが分かった今、選択肢は「やる」と言う一つしかない。
そうして、離婚裁判へ進んでいくのです。