泥沼離婚裁判ブログ

最高裁にまで至った離婚裁判のブログです

調停から最高裁まで 離婚が確定するまでの期間について その2

前回は訴訟の家庭裁判所(一審)までの話をしたので、続きの高等裁判所控訴審)から話をしていきたいと思います。

 

高等裁判所控訴審

家庭裁判所で判決が出て、2週間以内に控訴するかどうかが決まります。

判決で出された養育費の金額に不満があったりすると、こちらも控訴が出来ますが私はした事はありません。

だいたい2週間後くらいに裁判所に電話をして、相手から書類の提出があったかどうかを聞いたら教えてもらえます。

まだ提出されていなければ、提出の期限を教えてもらえるので、期限を超えてから確認する事になります。

控訴状が提出された後は、相手が「控訴理由書」と言う控訴した理由を書いた書類を提出するので、その間、待つことになります。

提出期間が50日あったと思うので、しばらく待つ感じです。

その間に、家庭裁判所から高等裁判所へ書類が移されます。

私の場合は、2か月後に相手から控訴理由書が提出されていました。

まぁ、50日あるんですから、そうなりますよね・・・。

その後は、提出された控訴理由書に対して、弁護士に反論の文書を作成してもらって提出した覚えがあります。

何度か書類のやり取りをしてもらった覚えはありますが、弁護士に会いに行った覚えはないので、メールでのやりとりで完結していたのかな?

 

そして、一審の判決から半年後に、高等裁判所で和解の話をしました。

面会交流の話として、一月に15日の面会交流を希望された事を覚えています。

・・・どうやって子供は生活するんだろう?と思いましたが、嫌がらせの一つに過ぎないので呆れましたが、想定内でした。

後は、相手が住んでいる私所有の建物から出ないと言う事で、こちらは出て行ってほしいので話は決裂し、和解には至りませんでした。

どうせ無駄足になるだろうとは思っていましたが、高等裁判所はちょっと遠いのでなんだかなぁ・・・。

 

判決は和解決裂から26日後。

控訴されてから半年後の判決でした。

家庭裁判所での判決に問題はなく、控訴棄却と言う内容で終わりました。

新しい証拠や内容が出てこなければ、一度出された判決が覆る事は難しいと聞いてはいます。

ただ、判断する裁判官が1人から3人になるので、判決が変わらないと言う保証もありません。

弁護士は、「どうなるか分かりませんよ」と言いますが、新しい物が出てこないと、一度出された判決が間違っていたと結論を出す事は難しいのかな?と言う感じです。

 

どちらにせよ、この高等裁判所での判決で敗訴した場合は、最高裁判所への手段を考えざるを得なくなるので、気は抜けません。

家庭裁判所高等裁判所でも勝訴だった場合、期間延ばしの為に最高裁まで書類を出されたとしても、棄却待ちだと思うので安心して待てると思います。

 

最高裁判所

高等裁判所での棄却の判決が出てから、10日後くらいに特別送達で書類が届いているので、最高裁まで書類が行くと言うものだったのかな?と思います。

その後、約2か月後に「記録到達通知書」なるものが届きました。

これは、最高裁に書類が届いたと言うお知らせです。

この後が、いつ来るかも分からない、棄却の書類を待ちました。

(一審、二審とも勝訴なので、棄却以外の選択肢がない)

 

知らせは、本当に突然で書類が来てから、2日前に離婚が成立していた事が分かりました。

 

離婚成立後の書類の手続きは下記参考まで

anegohada.hatenablog.com

 

簡単にまとめると、

離婚調停・・・3か月

訴訟(家庭裁判所)・・・1年1か月

  (高等裁判所)・・・6か月

  (最高裁判所)・・・4か月

合計で、2年2か月!!

 

離婚までにかかった費用は下記参考まで

anegohada.hatenablog.com

 

やっと離婚できた!!!!!

と言う感じでした。

周りと話をしていても、そんなに裁判までして離婚した人はいません。

中には親権でもめて、何年も争ったと言う話も聞きます。

私みたいに、嫁に寄生するために最高裁までやったクズ旦那も珍しいのかも。

それは一重に、弁護士費用が「手弁当」と言って「無料」だったらしいので。

じゃなきゃ、着手金払えるはずないんですよね。

で、今もその「手弁当」で相手は立退き訴訟を争っています。

 こちらは無料ではなく、弁護士に着手金を支払って裁判をしています。

 

 

離婚調停をする時は、相手に変化があれば取り下げる事も出来たため、様子を見ていましたが、何ら変化もなく、最終的には「離婚して良かった」と後悔一つもする事はありませんでした。

 逆に、このまま結婚生活を続けていれば、子供たちが潰れていたかな?と思うので、離婚が出来て良かったと思います。

完全にモラハラだったけど、裁判などではモラハラと認定されなかったのは残念だった。

裁判での離婚の原因は、「相手方の努力できるのに、努力していない」と言う事と、「完全に夫婦の関係は破綻している」と言う事でした。

 

まぁ、離婚調停から訴訟になった時とかに、ビデオで隠し撮りされたりしていたので、し返したりして、夫婦としては破綻していたと思います。

今は、子供たちがのびのびと成長しているので、それを励みに次に続けたいと思います!

 

長々と読んでいただき、 ありがとうございました!

 また、次は「立ち退き訴訟」について書いていこうと思います。