泥沼離婚裁判ブログ

最高裁にまで至った離婚裁判のブログです

離婚裁判を始める(離婚理由)

調停は相手が弁護士をつけてきて、「長々と話し合っても無駄だから訴訟にしろ」と言う事で2回で終了しました。

通常で考えても半年はかかるし、1年、1年半かかる事もあるようなのですが、幸か不幸かさっさと裁判になりました。

 

離婚理由ありきの裁判

調停はどんな理由でも良かったのですが、裁判になって来ると理由が必要になって来ます。

 

1.不貞行為があったとき

2.生死が3年以上分からないないとき

3.悪意の遺棄があったとき

4.強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき

5.婚姻を継続しがたい重大な理由があるとき

 

多分、多いのは5だと思いますし、私も5でした。

どこまでが重大な理由とみなされるのか、がポイントになって来ます。

私の場合は事情が複雑でした。

私の場合は、私の母方の祖父母からもらった家に住んでいたのですが、そこで元夫が商売を始めてしまったので、子供たちが育ちにくい環境になりました。

仕方なく家を買って引っ越したのですが、欠陥もあり、テレビの電波は届かず、リフォームもうまくいかず、と言う理由で元夫は引っ越してこないまま。

モラ夫によくある自己中な理由づけなのですが、自分が気楽な方を選んだだけの結果です。

別居なのか別居じゃないのか分からない感じですが、金銭的には収入を私に渡していたので、別居とは言わないようです。

勝手に飛び出して出て行って、生活費も渡さなくなると3の悪意の遺棄になるのですが、私の場合はそうではないと言う事です。

 

離婚理由としては、まず元夫の収入が下がって私の扶養に入った事。

社会保険に入ると国民健康保険を払わなくて済むし、第3号の扶養になると国民年金の支払いもしなくて済むようになりました。

で、「いくら稼いだら扶養から外れるの?」と聞かれました。

私はそれなりに収入はありますが、ローンの支払いはあるし、子供二人を育てていなかければならないのに、扶養でい続ける気満々でやる気もない。

元夫の仕事も、出来る範囲でのアドバイスをしました。

ビラ配り、ポスティング、研修の受講、検定受験など、ことごとく適当な理由を付けて行動には起こされませんでした。

私がすれば良かったのかもしれませんが、本人にやる気がないのに私がするのもおかしいかな?と思ったのでしませんでした。

そんな状態なのに精神的な威圧的な態度は変わらず、家事・育児、仕事に関しても何もしないけど口だけは出してくると言う状態でした。

ずっと、押さえつけられてきたので元夫の機嫌のよいときを見計らって、収入を上げる努力も、家族との時間を増やす事もお願いして来たのですが何も変わらず、が離婚理由です。

 

弁護士に言われた事は、理由づけとして「弱い」と言う事でした。

DVを振るわれたりしていると、病院での診断が取れるし明確なのですが、理由としては「弱い」と言う事です。

離婚になるには、明らかな理由がないと裁判では離婚が認めらない。

 

ただ、最近の傾向として婚姻関係が破綻しているとみなされれば、離婚になる可能性も多いようで、私の場合もこれになりました。

詳しい離婚原因の認定は、また次の記事にしますね。

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。