泥沼離婚裁判ブログ

最高裁にまで至った離婚裁判のブログです

面会交流で発生する「調査」について

今日も来て頂いてありがとうございます。稲穂です。

 

離婚の中で、あった事をいろいろと考えていました。

相手は、自分が寂しい時に一緒にいられる家族が欲しかっただけで、子供が心底から好きではなかったので、離婚裁判中に親権を争う事はありませんでした。

離婚時には親権を争わず、離婚後の面会交流の調停で「調査」される事になりました。

 

調査官が「調査」に来る事になった経緯について

 

私の離婚調停と家庭裁判(一審)では、

1.離婚する事

2.娘2人の親権者は私である事

3.養育費を支払う事

4.慰謝料を支払う事

を争いました。

結果は、離婚して親権は私で、養育費は月〇万円。

慰謝料については、相手が一方的に悪い訳ではないとみなされて取れませんでした。

 

親権が私になったのは、相手は「離婚しない」と言って主張した為、親権については争わないで離婚になりました。

離婚が確定した後で、相手が年金分割と面会交流と財産分与の調停を出してきたのですが、その中の面会交流で、親権についても主張してきました。

・・・主張してきたと言うには、ちょっと違うかもしれません。

私が親権者として「不適格」であり、自分(元夫)の方が親権者として「適格」だと主張してきました。

親権者は私よりも、自分の方が相応しいと。

その為、裁判所から調査官が「調査」しに来る事になりました。

面会交流の調停の途中から、調査官が同席するようになりました。

 

どんな方法で調査するのか?

 

調査方法は、面談です。

 

まずは、自分と元夫がそれぞれ別の日に、調査官と個別面談をします。

聞かれる事は、

・子供の一日の過ごし方、好きなものや嫌いなもの、性格や特徴など。

・子供と父親(元夫)との関係など。

・どれくらいの頻度で面会交流を認められるか

・面会交流の宿泊の有無や時間、場所などについて

どちらが先か後かは忘れたが、面会交流についてのDVDも見せられました。

DVDはドラマ仕立てで、面会交流に関する注意点と、理想とされる対応などのストーリーでした。

円満に離婚出来ていたなら、可能だったかも知れませんが、DVDのようにうまく行くケースは非常に少ないのではないだろうか・・・と思います。

あくまで、「理想」と言う事でしょう。

 

その後、子供と慣れる為に調査官が自宅にやってくる事になります。

子供と仲良くなって、個別の面談をしやすくするという事らしいです。

慣れるとは言っても、「家庭での様子」を見に来ると言う認識で良いと思います。

日時は相談して決めた日時で、子供の部屋なども見るらしいと聞いていたので、出来る範囲で大掃除・・・。

調査官が来て、家の中を見て行きながら子供の生活状況を確認していきます。

寝室になっている部屋は、凄い惨状(汚部屋)だったので「ちょっと無理です」と言うと見られなくて済みました。

後は、子供たちと打ち解ける為、持参したゲームを4人でやる事に。

調査官が持参したのは「黒ひげ危機一髪」などです。

和やかに時間は進み、調査官が最初の予定通りの時間で帰るのを、3人でお見送りしました。

 

その1週間後に、裁判所での面会です。

 幼稚園や小学校へ聞き取りに行かれるのかと思いましたが、それはありませんでした。

 

 

裁判所での面談について

 

裁判所へ子供を連れて行きますが、可能である限り、調査官と子供と一対一での面談になります。

1人が無理だと親がそばで見ている事は出来るのかもしれません。

子供は娘2人でしたが、別々の時間設定でになりました。

長女は学校の時間割の都合もあり、後から母に連れてきてもらいました。

 次女を先に連れて良き、面談が行われている時は、一人で待っている事になります。

時間はそんなに長くないようですが、次女は幼稚園の年中だったので、遊びながら聞き取りをしたようでした。

長女は小学生の高学年だったし、普通に話しながら面談できただろうと思います。

 

何を話したのかと言うと、

・一日の生活について

・学校生活について

・習い事について

・父親、母親について(好きな所、嫌いな所)

などについて聞いたらしい。

 

それに基づいて、調査官の意見が述べられます。

調査報告書が完成すると、裁判所から連絡が入るので、取りに行く事になります。

原本を裁判所のコピー機でコピーした覚えがあります。

 

調査官の意見について

 

調査官の意見がでると、それに基づいて、回数や方法を決めて行く感じになります。

絶対的ではありませんが、ある程度、意見が固まるまで調査官は同席していました。

調査官がアドバイスする事は面会するべきかや、回数、宿泊などです。

 

親権を争う場合の「調査」になると、やはり幼稚園や小学校への聴き取りなどがあるのかもしれません。

きちんと親子関係が出来ていれば、不安がる事は無く普段の様子を見せて大丈夫だと思います。

子供との関係を良く見せようと努力する必要もないし、取り繕う必要もなしです。

 

次回は、面会交流の現状を書ければと思っています。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

 

調停から最高裁まで 離婚が確定するまでの期間について その2

前回は訴訟の家庭裁判所(一審)までの話をしたので、続きの高等裁判所控訴審)から話をしていきたいと思います。

 

高等裁判所控訴審

家庭裁判所で判決が出て、2週間以内に控訴するかどうかが決まります。

判決で出された養育費の金額に不満があったりすると、こちらも控訴が出来ますが私はした事はありません。

だいたい2週間後くらいに裁判所に電話をして、相手から書類の提出があったかどうかを聞いたら教えてもらえます。

まだ提出されていなければ、提出の期限を教えてもらえるので、期限を超えてから確認する事になります。

控訴状が提出された後は、相手が「控訴理由書」と言う控訴した理由を書いた書類を提出するので、その間、待つことになります。

提出期間が50日あったと思うので、しばらく待つ感じです。

その間に、家庭裁判所から高等裁判所へ書類が移されます。

私の場合は、2か月後に相手から控訴理由書が提出されていました。

まぁ、50日あるんですから、そうなりますよね・・・。

その後は、提出された控訴理由書に対して、弁護士に反論の文書を作成してもらって提出した覚えがあります。

何度か書類のやり取りをしてもらった覚えはありますが、弁護士に会いに行った覚えはないので、メールでのやりとりで完結していたのかな?

 

そして、一審の判決から半年後に、高等裁判所で和解の話をしました。

面会交流の話として、一月に15日の面会交流を希望された事を覚えています。

・・・どうやって子供は生活するんだろう?と思いましたが、嫌がらせの一つに過ぎないので呆れましたが、想定内でした。

後は、相手が住んでいる私所有の建物から出ないと言う事で、こちらは出て行ってほしいので話は決裂し、和解には至りませんでした。

どうせ無駄足になるだろうとは思っていましたが、高等裁判所はちょっと遠いのでなんだかなぁ・・・。

 

判決は和解決裂から26日後。

控訴されてから半年後の判決でした。

家庭裁判所での判決に問題はなく、控訴棄却と言う内容で終わりました。

新しい証拠や内容が出てこなければ、一度出された判決が覆る事は難しいと聞いてはいます。

ただ、判断する裁判官が1人から3人になるので、判決が変わらないと言う保証もありません。

弁護士は、「どうなるか分かりませんよ」と言いますが、新しい物が出てこないと、一度出された判決が間違っていたと結論を出す事は難しいのかな?と言う感じです。

 

どちらにせよ、この高等裁判所での判決で敗訴した場合は、最高裁判所への手段を考えざるを得なくなるので、気は抜けません。

家庭裁判所高等裁判所でも勝訴だった場合、期間延ばしの為に最高裁まで書類を出されたとしても、棄却待ちだと思うので安心して待てると思います。

 

最高裁判所

高等裁判所での棄却の判決が出てから、10日後くらいに特別送達で書類が届いているので、最高裁まで書類が行くと言うものだったのかな?と思います。

その後、約2か月後に「記録到達通知書」なるものが届きました。

これは、最高裁に書類が届いたと言うお知らせです。

この後が、いつ来るかも分からない、棄却の書類を待ちました。

(一審、二審とも勝訴なので、棄却以外の選択肢がない)

 

知らせは、本当に突然で書類が来てから、2日前に離婚が成立していた事が分かりました。

 

離婚成立後の書類の手続きは下記参考まで

anegohada.hatenablog.com

 

簡単にまとめると、

離婚調停・・・3か月

訴訟(家庭裁判所)・・・1年1か月

  (高等裁判所)・・・6か月

  (最高裁判所)・・・4か月

合計で、2年2か月!!

 

離婚までにかかった費用は下記参考まで

anegohada.hatenablog.com

 

やっと離婚できた!!!!!

と言う感じでした。

周りと話をしていても、そんなに裁判までして離婚した人はいません。

中には親権でもめて、何年も争ったと言う話も聞きます。

私みたいに、嫁に寄生するために最高裁までやったクズ旦那も珍しいのかも。

それは一重に、弁護士費用が「手弁当」と言って「無料」だったらしいので。

じゃなきゃ、着手金払えるはずないんですよね。

で、今もその「手弁当」で相手は立退き訴訟を争っています。

 こちらは無料ではなく、弁護士に着手金を支払って裁判をしています。

 

 

離婚調停をする時は、相手に変化があれば取り下げる事も出来たため、様子を見ていましたが、何ら変化もなく、最終的には「離婚して良かった」と後悔一つもする事はありませんでした。

 逆に、このまま結婚生活を続けていれば、子供たちが潰れていたかな?と思うので、離婚が出来て良かったと思います。

完全にモラハラだったけど、裁判などではモラハラと認定されなかったのは残念だった。

裁判での離婚の原因は、「相手方の努力できるのに、努力していない」と言う事と、「完全に夫婦の関係は破綻している」と言う事でした。

 

まぁ、離婚調停から訴訟になった時とかに、ビデオで隠し撮りされたりしていたので、し返したりして、夫婦としては破綻していたと思います。

今は、子供たちがのびのびと成長しているので、それを励みに次に続けたいと思います!

 

長々と読んでいただき、 ありがとうございました!

 また、次は「立ち退き訴訟」について書いていこうと思います。

 

調停から最高裁まで 離婚が確定するまでの期間について その1

最高裁で離婚が確定した後の話は前回のブログで書いたので、今回は調停から最高裁で棄却になるまでの期間の話をしたいと思います。

長くなるので、回数を分けて書いていきます。

 

離婚調停

離婚の場合は、最初から裁判は出来ません。

まずは調停をしないと裁判は出来ないと法律で決まっているので、調停からスタートします。

一般的には、半年から1年、長ければ1年半とかかかる場合もあるようで、今から調停の書類を提出しようと考えている人は、「やってみないと分からない」と考えた方が良いと思います。

離婚調停とは言っても、調停委員2名(男女一名ずつ)が間に入って話を聞いてくれて、話を少しずつ歩みよせていく感じになります。

調停の場合は、裁判と違って「法律」は関係がないので、調停委員が法律の知識があるかと言うと「ない」と思っていたほうが良いと思います。

何と言うか、おじさんとおばさんが間に入ってお世話を焼いてくれるような感じですか・・・。

顔を突き合わせて話し合いをするのではなく、調停委員がいる部屋に片方ずつが入って話をするので、相手とは会いません。

始まりもどちらかが先に来るようになり、帰りも相手と会わないように気を付けてもらえます。

 

私の場合は、私から調停を起こす書類を提出しました。

提出後、1回目の期日は約1か月後の期日で書類が届きました。

ただ、提出後、相手からの嫌がらせがあり、精神的に参ってしまって弁護士を付ける事にしたので、期日が変更になって実際には本来の期日より少しあとに、1回目の調停が行われました。

2回目は、1回目の1か月ちょっと後に日程が設定されました。

だいたい、1か月後くらいに次の期日は設定されるようですが、裁判所の部屋の空きと調停委員の都合、こちらと相手方の都合を合わすので、混んでいる裁判所だともう少し時間がかかる場合もあるようです。

 

相手は1回目は弁護士を付けていなかったのですが、2回目は弁護士を付けて来て、「調停では話にならない」と言って不成立となりました。

私の場合は調停2回で終わってしまったので、時間がかかるだけかかって不成立になるよりは良かったのかもしれません。

結局は、離婚調停は書類提出から3ヵ月で終了しました。

 

離婚訴訟

家庭裁判所(一審)

離婚調停が不成立になって、すぐに同じ弁護士に委任しました。

弁護士の書類作成の期間が必要なので、調停不成立から1か月後に書類を提出しました。

離婚調停と違って裁判は弁護士に委任した場合、自分が裁判所に行く必要はなくなります。

弁護士に委任せずに自分でする場合には、自分が全て動かなくてはならないので大変だと思います。

ただ、弁護士に委任したと言っても、打ち合わせの必要は絶対に出て来るので、何もしなくて良いと言う事ではありません。

 

裁判もだいたい、1か月くらいの期間を開けながら進んでいきました。

調停と違う所は、「本人尋問」と言う難関が待ち受けている事でしょうか・・・。

本人尋問の前には、「陳述書」と言う自分の訴えをまとめた書類を提出する事になります。

陳述書を作成する時に、2か月くらいの期日は空いたようです。

書いた陳述書に則って本人尋問が行われます。

本人尋問は、よくテレビでやっているドラマの法廷での様子そのものです。

右と左に分かれて、真ん中に机と椅子があって、前には黒い衣装を着た裁判官がいて、真ん中で証言すると言うやつです。

たいていは傍聴する人はいないと思いますが、非公開ではないのでいても仕方ないのかもしれません。

芸能人などになると、非公開にも出来たりするそうですが。

まずは、自分と自分方の弁護士とやり取りをして、その後、相手方からの弁護士の追及を受け、その後に補足で自分方からの弁護士から質問され、その後に裁判官から質問がされます。

次に、相手方と相手方弁護士のやり取りがあり、次に相手方へ自分方の弁護士が質問をし、補足があれば弁護士とやり取りをし、裁判官から質問があります。

 

自分と自分方の弁護士とのやり取りは、事前に練習があります。

練習をする前には、弁護士が質問の内容を決めて行くのですが、

「こう聞かれたら、どう答えます?」

と質問されて、それに答えていく形で書類を作成しました。

スラスラと答えられる所は本人に言わせて、上手く答えられないような所は弁護士が「はい」「いいえ」で答えられる様に誘導していく感じです。

証言として核になる大事な所は、自分で答えた方が良いように思いました。

 

本人尋問の練習の回数は、きちんと答えられるかどうかによると思いますが、私の場合は2回ほど練習をしました。

場合によってはQ&Aの書類をくれるようですが、ちゃんと答えられていたし、少しくらいのたどたどしさがあった方が真実を述べていると言う心証を得られると言う事で、私はくれませんでした。

相手方の弁護士から質問されるような内容も、想定してくれます。

 

相手方の弁護士からは、嫌になるほど追及されます。

同じような質問を、少しずつ言葉を変えて何度も聞かれました。

こちらの言っている事と、違う真実を言わせたいので誘導されないように気を付けないといけません。

内容自体に嘘を言う必要がなく、「真実は一つだ!」と言う気持ちで何度も同じ返答をしました。

本人尋問を行う前に、宣誓で「真実を誓う」と言わされます。

訴えた方は、証言が嘘だと分かった場合に罰金などが科されると言う説明も、裁判官から受けます。

 

 自分の尋問が終わったら一段落。

相手と相手方の弁護士のやりとりを聞くことになります。

相手も宣誓をして嘘を言わないと言ったはずですが、嘘だらけのやり取りを聞く事となりました。

その後、こちらの弁護士からの追及です。

案の定、嘘だらけなのでこちらの弁護士からの質問に、かなりシドロモドロになっていました。

嘘を言う場合、質問に対して自分が答えなければならない答えがあるのですが、想定にない質問をされると

「自分がどう答えれば、自分が有利になるのか分からない」

ので、答えられていませんでした。

自分の言っている事が、嘘偽りのない真実だと迷う必要も、困る必要もありません。

 

 おそらくは、裁判官はそういう所を見ていると思われます。

 本人尋問で全てが決まると言っても過言ではないので、しっかりと受け答えできるように準備しておいた方が良いです。

 本人尋問は一審のみで、控訴されても尋問はありません。

頑張った後は、自分にご褒美をあげても良いと思います。

 

判決はだいたい約1か月後ですが、私の場合には裁判官の夏季休暇をはさんだので、1か月半後でした。

 

 

私の場合は、一審に1年と1か月かかりました。

 

長々と読んでいただいて、ありがとうございました。

では、控訴審からの続きは次回に。

 

最高裁で離婚成立後の手続きと流れについて

財産分与の書類を整理している途中で、いろいろと思い返してみました。

離婚に至るまでの時系列って、どうなってたっけ?と。

私はADHDを持っているせいか、文字を書いて見て視覚から覚える方が記憶に残るタイプのようで、それに気が付いた過去数年前からの手帳を残しています。

離婚に至るまでの事も、それに記録してあるわけですが、最近の手帳から整理したので、離婚成立後の流れから先に書いて見ようと思います。

 

いつになるか分からない離婚の成立

離婚調停から始め、裁判となり、結局は相手の期間延ばしの為に最高裁までいきました。

なぜ、期間のばしされたかは、過去の記録参照

anegohada.hatenablog.com

 最高裁まで行くと、一審も二審も勝訴していたので、棄却されるのを待っている状態だったのですが、それがいつになるかは全く分かりません。

何か月かかるのかも、全く分かりません。

ある日、突然に最高裁から書留が届きます。

そして、2日前に離婚が成立したことを知ります。

 

ある程度、離婚が成立した後の事は考えて段取りをしていたつもりですが、いざ行動するとなるとアタフタしてしまうものです。

まずは、書類が届いてから早急に手続きをしなければいけない「離婚届」の提出。

判決離婚なので離婚届に相手が記入する所はありません。

離婚届に自分の所だけを記入して、最高裁からの書類を持参すれば手続きが出来ます。

最高裁からまず届くのが、判決書の謄本で離婚に必要な書類は全てそろっていません。

私の場合は、親切で一緒に申請書が同封されていたのですが、確定証明書を発行してもらわなければなりません。

離婚が成立した日から離婚届を10日以内の提出です。

裁判所から書類が届いた日からではないので、注意が必要です。

書類申請をしてから確定証明書が届くまで、数日を要するので、離婚後10日間あっても急がなくてはなりません。

最高裁判所が近ければ良いのですが、地方で住んでいると郵便での書類取得になってしまうので、仕方のない事だと思いますが・・・。

 

10日を過ぎると、相手も離婚届を提出が出来る事になります。

私はそれが絶対に嫌だったので、もの凄く急ぎました!

きっと相手は知らないとは思いますが、どんな嫌がらせもされそうだったので、非常に焦って手続きをしたのを覚えています。

今まで頑張って来て、自分でケジメをつけたいのに、相手に勝手に手続きされるのなんて、納得いかないです。

(ちなみに、本籍地ではない所に提出する場合には、戸籍謄本も必要になります)

 

この時に注意するべきは、

役所でする手続きは他にもあると言う事。

役所でする手続きは他にも

国民健康保険の変更(社会保険の人は手続きが別)

マイナンバー(住所変更や氏名変更がある場合)

・離婚の際に称していた氏を称する届(離婚後も同じ姓を使う場合)

 

私が離婚届を提出できたのは、離婚から8日目でした。

裁判所から謄本が届いて、すぐに確定証明書の発行を依頼し、確定証明書が届いてすぐに手続きをして8日かかっているので、郵送の関係などを考えると本当に急ぐと思います。

自分の手続きはそれで良いのですが、子供の手続きは・・・離婚届を提出しただけでは出来ません。

判決でで自分に親権が取れていたとしても、出来ません。

 

子供の手続きについて

離婚が成立して、離婚届を提出しただけでは子供は相手の戸籍に残ったままになっています。

親権を取るのが決まっているのだから、そのままこちらの戸籍にいれてもらっても良いようなものですが、それは出来ません。

それは相手の姓が「山田」さんで、婚姻時の姓を名乗って「山田」にしたとしても、相手と同じ「山田」ではなく新しい「山田」の戸籍となると言う考え方からです。

なので離婚時に旧姓を名乗る事を選択しても、婚姻時の姓を名乗る事を選択しても、裁判所で「子の氏の変更」は必要になります。

それも、離婚届を提出したからと言って、すぐには手続き出来ません。

離婚届を提出して、離婚が記載された自分の戸籍謄本と、子供の謄本を持って行って手続きが出来るからです。

私の場合は離婚が記載された謄本をとるのに、役所の人が凄く急いでくれて3日はかかりました。

その他には、子供一人当たり800円の収入印紙、管轄する裁判所規定の郵便切手などが必要になります。

他にも子供に関しての書類があったと記憶しているので、用紙をダウンロードして提出するのではなく、書類を提出する裁判所へ行って書類をもらい、説明も一緒に受けておくべきだと思います。

 

「子の氏の変更」を裁判所へ提出してから、割とすぐに審判書を作成してもらえたと思います。

 当日、もらえたような気がするのですが・・・その時の裁判官の状態にもよるはずですので、それも事前にどのくらい時間がかかるかを問い合わせた方が良いです。

出来上がった審判書謄本と入籍届(市役所でもらえる)を、役所へ提出します。

 

時系列での流れ

2017年7月10日 離婚成立

       12日 最高裁から書留

       18日 離婚届提出

       21日 子の氏の変更(裁判所)

私の手帳の不備で市役所での手続きの日付が抜けています

     8月14日 役所から変更後の戸籍謄本が取れる連絡

           母方の姓へ変更の為「子の氏の変更」提出

       15日 回答書(下記ブログ参考)提出

       19日 氏の変更の審判が出る(2週間は異議申し立て期間)

     9月 3日 無事に2週間が終わって、母方の姓へ 

 

本当は、夏休み中に母方の姓を名乗りたかったのですが、少し間に合いませんでした。

異議申し立てと言っても、掲示されているだけなので、誰か知り合いにに知られる可能性は低いです。

元旦那には知られないだろうと言う憶測の元に、子供が通う小学校では2学期の最初に名前が変更したことを言ってもらいました。

裁判所での計らいもあって何とか9月3日でしたが、裁判官も夏季休暇があるので夏休み中に手続きをする場合は、時間があるからと思わず早めにした方が良いです。

 

無事に手続きが終了すれば、普通の人は終了なのですが、私は離婚後に同居していた母と同じ姓にするつもりだったので、更に手続きが必要でした。

 それがこちらです

anegohada.hatenablog.com

 離婚後は、姓を変えると非常に手続きが膨大で辟易するのですが、相手と同じ姓を名乗りたくなければ、やるしかないんですよねぇ・・・。

手続きはまだ、免許証やクレジットカード、預金通帳の変更も出てきますしね。

そこは急ぐには急いでも、急手は要しないのでゆっくりで良いと思いますが。

まぁ、とにかくやるしかありません。

 

 今日は手続きに関してでした。

長々と読んでいただき、ありがとうございました!

現在進行形で抗争中

お久しぶりのブログとなりました。

長らく書き込みができず、申し訳ありませんでした。

過去に少し書き込みはしていたようですが、現在進行形で、離婚した元旦那との調停・裁判が続いております。

今の現状について

anegohada.hatenablog.com

 ・立退きの裁判について

平成29年の7月に離婚は、最高裁控訴棄却の形で成立しました。

元々、私が祖母から贈与としてもらった家に住んでいたのを、そこで元旦那が事業を開始した為、家を他に購入して出る事になりました。

結果、元旦那はその家から新しい家に引っ越してくることはなく、そのまま離婚と言う事になりました。

その、私の祖母からもらった家から離婚後も出て行きそうになかったので、離婚後、弁護士を立てて立退きの裁判を起こしました。

求めた事は、立ち退く事と、立ち退くまでの損害賠償の請求です。

損害賠償は家賃相当の金額を請求しました。

もう少ししたら、その一審判決が出ます。

その話は、また後日に。

 

 

年金分割について

そもそも、離婚すると

・私の社会保険から外れて、自分で国民健康保険を払う事になる

・厚生年金第3号の扶養から外れて、自分で国民年金を払う事になる

・私の持家(祖母の家)から出て行かなければならなくなる

と言う理由で、最高裁まで書類を提出して、離婚を先延ばしされました。

そして、しっかり引き延ばしされた離婚までの期間を分割されました。

本来は、別居の時点で社会保険から外しても良かったのですが、私が不利益を被る可能性があるので止めました。

年金分割に関しては、調停の1回目で争う事をやめ、差額50%を譲ると言う事で致し方なく、争うことなく和解いたしました。

anegohada.hatenablog.com

 ・面会交流について

これも平成30年8月に和解しました。

最終的には

・月1回程度の面会交流(本人が宿泊を希望すれば 有)

・月3回程度の電話での面会交流

・面会交流に関する連絡はメールで

・元旦那に引き渡すのは、私が近所の公園で

・連れて帰って来る時は、自宅まで送って来る

大まかな決め事はこんな感じです。

ただし、長女に関しては本人の意思で「会わない」と言う場合には、強制はしないと言う条件が付けられています。

次女に関しても、先で本人が「行きたくない」と主張すれば、無理に会わせなくても良いのです。

が、その際には、相手に不服があれば再度調停になると思われます。

 

 

・財産分与について

これは、立ち退きの裁判とリンクしているので、弁護士に委託しています。

今現在も続いています。

元旦那は、私が祖母からもらった家は夫婦共有財産として主張しています。

が、現実的な話として、祖母から私への贈与なので共有ではありません。

登記にも私一人への贈与と記載されています。

「祖母が生きている内に、私へ名義を変更したい」と言う強い意志のもと、母や叔母達が相続放棄などの手続きを経て、私に名義が変わりました。

私の名義ではあっても、私一人の財産ではないと思っています。

他の財産については、ある程度出尽くしていますが、細々したところでは合意にいたっていません。

私の預貯金はもちろん、子供の学資保険や子供の預貯金まで出せと言われました。

まぁ、それが普通なのでしょうが、「子供の事を思っている」と言いながら、やっている事はまるで正反対。

 

まとめ

年金分割、面会交流については和解しました。

今は、財産分与と立退き裁判が残っています。

さらさらと書きましたが、また後日、個々に書けたらと思っています。

 

現状について

今、過去に患っていたうつ病睡眠障害が再発し、ADHDの症状が悪化しています。

限界まで悩みましたが、心療内科へ通院し薬の服用を始めました。

再発した理由としては、裁判と調停におけるストレスに加え、次女の発達障害の疑いが原因です。

私もADHDのADD(不注意欠如)を持っていますが、長女も私と同じものを持っています。

長女は小学校へ上がってから問題があり、診断に至りました。

次女は様子を伺っていたのですが、年々、こだわりなどが強くなり、最近、病院へ行き検査をして私や長女と同じADHDと、自閉症スペクトラムだと診断されました。

今は、小学校に入る前の就学相談中で、通級にするか特別支援学級にするかで悩んでいます。

 

この内容についてもブログに書ければと思っているのですが、この泥沼離婚裁判ブログに書くべきか、それとも別にブログを立ち上げようか悩んでいる所であります。

 

長々と読んでいただき、ありがとうございました。

ではまた。

 

すぐに離婚できていたら・・・弁護士着手金と児童扶養手当などの差額

離婚調停から離婚訴訟に発展し、最終的には最高裁までになった離婚裁判。

相手による嫌がらせで引き延ばしされたわけですが、すんなり離婚してくれていたら、児童扶養手当ももらえたはずだし、医療費も免除されていました。

そして、弁護士への着手金と報酬金も払わなくて済んだはずです。

払ったお金と、本来貰えたはずのお金を検証してみよと思います。

 

払ったお金

離婚調停は自分で乗り切ろうと思っていた矢先に、元夫からの嫌がらせでうつ病が悪化し、自分では対応しきれなくなった為に弁護士にお願いしました。

そこから、着手金等の支払いが始まりました。

 

弁護士の着手金

離婚調停時 着手金 216,000円

離婚訴訟時 一 審 216,000円

離婚訴訟時 控訴審 162,000円

離婚訴訟時 最高裁 上告棄却で不必要

報酬金       324,000円

合  計      918,000円

 

弁護士に支払った金額は、918,000円・・・。

家族で海外旅行に行けていた金額ですよねぇ。

これに、印紙代や切手代などの費用の支払いがあります。

私がお願いしていた弁護士さんは駐車場がなくて、近くのパーキングに置くことになっていました。

そして弁護士さんの所までのガソリン代等を考えると、確実に100万円はかかっていると思われます。

 

もらえたはずのお金

離婚調停から離婚の判決がもらえるまでの、約2年の間にもらえたはず、払わなくて良かったはずのお金を試算してみようと思います。

 

児童扶養手当

確定金額ではなく、ざっくりと計算した金額になります。

平成27年

月29,870円 年間358,440円

平成28年

月26,280円 年間315,360円

フルタイムで働いているので、満額はもらえません。

 

支払わなくて済んだ医療費

平成27年  182,981円

平成28年  373,694円

平成27年の途中で離婚を宣言したので、1年分ではない為、金額が少ないです。

 

もらえたはずのお金と、支払わなくて済んだであろうお金の合計は、

1,230,475円

 

離婚したら親権を持っているので、所得税や住民税で特別寡婦控除がついたはずです。

ただ、医療費がいらなくなるとその分の控除がなくなるので、税金関係の差額は今回は考えませんでした。

 

差額

貰えたはずのお金123万+不必要だったお金100万で、223万円の違いが出たと言う事です・・・。

 私が苦しむと言う事は、親権を持っているので子供たちも苦しむことになるのですが、そこは全く考えないようです。

これから子供を育てていくのにお金が必要だろうとか、そういう事は考えないのです。

おそらく考えたとしても、子供よりも自分のプライド等が優先されるのだと思います。

正直、ここまでされなければ、ちゃんと真摯に対応するつもりでしたが、ここまでの嫌がらせをされたのでは、真っ向から戦うと言う以外、選択肢はありませんでした。

 

anegohada.hatenablog.com

 今も弁護士をつけての裁判は行っており、粘着質な相手との離婚は本当に大変です。

離婚は何とかできましたが、まだまだ関わりは絶てそうにありません。

 

少しばかり、情緒不安定になっていきているような気がします。

一番はお金の事です。

今後の嫌がらせによる裁判費用などを考えると、子供たちをちゃんと育てて行けるのか不安でたまりません。

いっそ、親権を元夫に譲ってしまえば楽になれるのでしょうが、子供たちはそれを望んでいないし、ほんの少しも考えた事はないでしょう。

大学に行きたいと言われても、正直、行かせてやれないと思います。

先の事はその時に考えるとして、今は今の事を考えないといけないですね。

 

訴訟1件、調停3件

更新がとぎれとぎれで申し訳ありません。

実は今、不動産からの立ち退きの訴訟と、相手方からの訴えで調停を3つ抱えています。

 

立退きの裁判

 

立退きの訴訟は、私の所有する不動産から出て行けと言うものです。

その不動産は祖父母から贈与でもらったもので、特有財産(財産分与には含まれない財産)になるのですが、出て行ってもらえません。

 

「面会交流」「財産分与」「年金分割

 

調停3つと言うのは、「面会交流」「財産分与」「年金分割」です。

これも嫌がらせ目的ですが、おそらくは裁判官も呆れている内容のものです。

 

財産分与は計算すると私の方が多くなったので、仕方ありません。

 

年金分割は、裁判になっても50%と言う割合は絶対なので争うつもりもありません。

これも元夫が私の第3号の扶養(社会保険の扶養)になっていた時期があるので、私が元夫へ年金を譲る形になりました。

専業主婦だったりして、旦那様が社会保険に加入している方は年金分割はしておくべきだと思います。

私が計算したところによると、私から元夫へいく年金額は月にして3千円程度でした。

正直、事務手続きの方が面倒くさいので私だったらしなかった内容ですが、元夫にしてみたら私が得になる事は1円たりとも許せないのでしょう。

 

面会交流については、完全なる言いがかりです。

私が、子供たちを会わせないと主張してきました。

会わせなくなったと主張している日付けより後に、次女の誕生日があって連絡してきたときは面会について一言も言ってはいません。

面会についても私には一言もなく、直接子供たちにするので私は分かりません。

が、長女はちゃんと都合を聞いて来るので、言わないと言う事は元夫が話題に出してはいないと言う事です。

 

元夫が言うとすれば、長女が「面倒くさい」と言って会わない事はあります。

元夫からすれば、私が長女を行かせないと思っているのでしょうが、そんな事はありません。

行きたければ行って良いし、行きたくなければ家にいて良いと言っています。

気を遣って「会って来れば?」と言っていると、「私が家にいたら邪魔なのか」と言われてしまって、それからは言いません。

おそらくは、今回の調停で、調査官と長女との面会が必要になると思われます。

見ず知らずの人に根掘り葉掘り聞かれる形になってしまうので、長女には本当に申し訳ない・・・。

元夫との関係性を見るのに、調査官の前で、直接、面会と言う事もありなのかもしれません。

長女は小学生なので、学校の事を考えると冬休みに入ってからになるでしょうか。

長女には軽く説明してあって、聞かれた内容は正直に答えていいからと伝えてあります。

 

もしかすると、私の正直な気持ちが長女に漏れている可能性はあります。

元夫は離婚調停、離婚訴訟の時も、子供を利用してきました。

元夫に利用したつもりはないかもしれませんが、子供たちが嫌がっている事に気が付いていないのか、気が付いていてもやっていたのかは分かりません。

今回も拒否してもいない面会交流を、会わせないと言ってネタとして嫌がらせに使ってきています。

正直、子供たちとゲスな元夫との交流は心底では嫌だ!と思います。

 

anegohada.hatenablog.com

anegohada.hatenablog.comでも、私にとってゲスでも、子供たちにしてみれば父親に変わりはないので、会う事は子供の権利だと思っています。

ただ、本当に子供を利用するような父親なので、最終的な私への嫌がらせとして、子供を殺害されやしないかと不安に思う自分もいます。

子供たちと離れるのが悲しくて殺すのではなくて、私に対する最高の嫌がらせとしてです。

そんな父親はいないだろうと思うかもしれませんが、元夫ならあり得ない話ではないと不安なのです。

子供たちと離れるのが嫌なら、そもそも別居状態にはならずにすんだでしょうから。

それでも、子供が元夫に会いたいと言えば、会えば良いと思っています。

毎回、無事に帰ってくる事だけを祈って、送り出しています。

 

争う点は、財産分与だけと思いたいですが、面会交流も不可能な日数を提示してくる可能性はあります。

それで嫌がらせで調停を終了させて、訴訟とか・・・。

可能性は高いと思いますが、裁判所にしてみたらばかばかしくてやってられないと思います。

現実的な日数としては、月に2回まででしょうが、それも本音としては苦しい所です。

長女がまず、月に2回も会うとは思えない。

月に1回も難しいと思うのに・・・。

体つきも女性へと変化している途中で、まだ安定していない状態なので、宿泊はして欲しくない。

元夫へ洗濯はしなくてい良いと言ってあっても、必ず洗濯して帰って来る。

この洗濯が、元夫がしているのではなくて、元夫の弟がしていたりする点で嫌だったりします。

モラ家系で、精神的に威圧してくるので長女が嫌な事を嫌と言えるか不安。

長女と年の近い甥もいますが、その子もモラで長女は威圧されていました。

元夫が自分のやっているモラハラに気が付かないのに、他者からのモラハラに気が付けるはずがない!

 

月に2回は精神が擦り切れてしまうので、1回が私としての希望ですが、そこはどうなるか今後の話です。

 

どちらにせよ、離婚はできたものの元夫からの嫌がらせは続いています。

こちらが先に立退きの訴訟をおこしたので、相手にしてみれば私からの宣戦布告ととっているかもしれませんが、家からでていってもらえなかったので仕方なくです。

粘着質な相手と離婚するのも大変ですが、離婚した後も面倒は付いて回ります。